灰吹 | ![]() |
![]() |
1 動物や骨や、松の葉を燃やした灰を内側に敷き詰めた坩堝(るつぼ)を用意する。 | ||||||||
2 鉛と和紙に包んだ金の粉を灰の上に置き、坩堝の周囲を炭で囲い加熱。 | |||||||||||
3 さらに、坩堝の上に鉄の棒を渡し、炭を上からおき加熱すると金と鉛の合金の湯となる。 | |||||||||||
4 この合金の湯面にふいこで空気を送り鉛と不純物を酸化する。 | |||||||||||
5 不純物は湯面にうき、小さな表面張力のため灰の中にしみこむ。 | |||||||||||
6 金は表面張力が大きく灰に濡れないので玉状になって残る。 | |||||||||||
ゆり分けられた自然金の粉には銅・鉄・砒素・珪酸などの不純物が共存するのでこれらの不純物を除去する。これを灰吹法という。 |