龍憲セラー

◆ メルシャン勝沼ワイナリーが維持保存するのが龍憲セラーである。

  今のメルシャンワイナリーのルーツにあたる、大日本山梨葡萄会社が使用していた。

◆ 土屋助次郎(龍憲)
  明治10年ワインの勉強のため渡仏した、二人の若者のうちの一人。当時19才。
  高野正誠とともに本場のぶどう農園でぶどうの栽培、醸造を2年間学んだ後、帰国。現在のワイン産業の基礎をつくりあげた。
  日本で初めてのワインを製造したが不振のため会社解散後に龍憲と改名。
  同じ村の宮崎光太郎と共同で、混在葡萄酒ではない純粋な地産ワインを造る目的で新しい葡萄酒醸造会社『甲斐産商店』を明治23年まで共同で運営。分散し、マルキ葡萄酒とし て製造販売にあたった。


  

元は、貯蔵庫の上に建物が建っていた 半地下式煉瓦造り
明治30年代後半の建設といわれる 奥行き15mぐらいだろうか? アーチ天井の葡萄酒貯蔵庫
現在もこの中に樽が保管されている 内部の様子


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