韮崎の水車


調査日時 h11.6.30
天候 晴れ
調査場所 山梨県韮崎市藤井町南下条786−3
       韮崎市民俗博物館内

この水車は黒沢川の分水を利用し、明治6年(1873)操業を開始してから昭和30年まで83年間の長期にわたり使用されていた。
昭和56年、黒沢川の改修により藤井町南下条、山本峯吉により寄贈され、韮崎市民俗資料館、隣接北側に移転復元を図ったものです。
水車は、水の力で羽根車を回し、車軸に取り付けてある歯車の回転によって杵をあげおろすとその力で石臼の中にある玄米が精白される仕組みになっています。
臼の数は左右合わせて、18個あり、全国残存水車の中では一日精米処理能力が10俵と日本一の規模をもった大型の水車です。古くから、藤井5千石と言われた産地藤井平で活躍した当時の勇姿がしのばれます。(資料館パンフレットから)

東から 石臼が見える 北から 北から
西から 手前が川の流れ 南から 臼と杵が見える 軸受けの部分
歯車の部分 水路を水車が回る 杵はこのような方法で上下する
東から  杵を上下させる軸の拡大 石臼の拡大
北の臼と杵 歯車の様子