サントリー白州蒸留所

ウイスキーのできるまで

モルトウイスキーのできるまで
原料 大麦と水
乾燥塔 麦芽 大麦を水につけ発芽させ根が出て糖化酵素が十分生成されたところで、熱で乾燥させ成長を止めます。ローストされた香ばしい薫りはウイスキーの特徴の一つです。
仕込み槽 できた麦芽を粉にして、60〜65に暖めた地下天然水を使いかき混ぜる。麦芽の消化酵素がでんぷんを糖分に変える。また、濾過の後、ウイスキーの元になる麦汁ができあがる。
発酵槽 仕込みが終わると今度は発酵させます。
濾過した後発酵槽に入れます・。
酵母の働きで麦十の糖分はアルコールと炭酸ガスとかおりや味わい(フレーバー)に変わります。もろみの誕生です。
初溜釜 できあがったもろみをポットスチルという銅の釜に入れ熱を加え2回蒸留します。
この間にアルコール度数が高まり薫りのよい液体ができあがります。一回目を初釜といい20度のアルコールができる。
二回目の時には蒸留液のはじめと終わりの部分をカットして真ん中のよい部分だけをモルトウイスキーとして取り出します。
ニューポットの誕生です。
ちなみに、白州のポットスチルはランタン・ヘッド型。
再溜釜
モルト原酒 ニューポットは長い時間樽の中で過ごします。
眠っているうちに、琥珀色のウイスキーとなります。
ブレンド 貯蔵が終わったウイスキーは樽ごとに味や薫りが違います。ブレンダーは何十ものウイスキーを混ぜ合わせすばらしい味を作り出します。
後熱樽 ブレンドしたウイスキーはもう一度樽に入れて眠らせます。
瓶詰め 機械で瓶に詰めます。

樽の製作をみる


BACK